RUN 2024

皆さま、こんにちは。サイクロア代表Nでございます。

先日の名古屋ウィメンズマラソン、ご覧になられた方も多かったのではないでしょうか。
パリ五輪代表の最後の一枠をかけた争いでしたが、惜しくも日本記録を更新する選手が出ず、その前の選考レースで日本記録を出していた前田穂南選手が代表に内定しました。

記録更新はなりませんでしたが、安藤友香選手が初優勝しまして、久しぶりの日本人選手優勝となりました。
初マラソンの時からずっと注目しており、個人的に応援していた選手だったので、この優勝は私も嬉しかったですね。
「忍者走り」といわれる独特のランニングフォームで、全然早そうに見えないんですよね。テレビで見ていると余計にそう感じます。

日本人選手の場合、女子のトップランナーで大体1kmを3分20秒前後のペースで走ります。男子だと1kmを3分前後でしょうか。100mに換算すると、それぞれ20秒と18秒です。
このペースでずっと42.195kmを走るわけですから、いやはや、とんでもないペースですよね。普段運動されていない方だと、100m限定でも出せないかもしれません。

ウィメンズマラソンの安藤友香選手を見ていたら、自分も同じくらいのペースで走れるか試してみたくなりまして、やってみました。
瞬間最大風速的に3分20秒ペースを出せるのですが、息が上がって1kmも続きません。私の場合、1kmを3分40秒くらいが精いっぱいでしょうか。しかも1km限定のラップです。42.195kmは無理っすね。
自分でやってみるとトップランナーの凄さが分かります。世界のトップランナーはもっと上ですし、もはや人間とは思えませんね。

ちなみに、私が先日のさいたまマラソンで刻んだペースが大体1kmを5分20秒くらい。100m換算で32秒。自分でいうのもなんですが、このくらいになるとぐっと身近に感じますね。
次の目標は1km5分を切るペースで走って、サブ3.5の達成です。

元々、私がランを始めたきっかけは、私生活の環境変化で土日の時間がすっぽり空いたことによります。この土日の空いた時間に何をするか、ということで走り始めた次第です。
あと、身近にいわゆるガチランナーが居たことが大きかったですかね。ランニング雑誌に名前が載るような方でして、私と同い年なのですが、ランナーの大先輩です。

当初の目標は10km走ること。始めた当初は10km走れるとは到底思えませんでした。2km走っては3km歩く、というようなことを繰り返しておりました。
その2kmが3kmになり、5kmになり9kmになり、とどんどん距離が伸びていき、3ヶ月もしないうちに10kmを完走できるようになりました。そして、その頃にはランの魅力にすっかりハマっていた、という感じでしょうか。

この「無理せず徐々に距離を伸ばしていく」というのが良かったのではないかと、個人的には思っています。
いきなり5kmとか10km走ることも可能だと思いますが、怪我のリスクも高まりますし、なによりきつくて嫌になってしまいます。ダイエット目的で続かないのは大体このパターンではないでしょうか。
徐々に距離を伸ばしていくことで成長を感じられ、それが喜びにつながりますし、無理をしない分きつくもありませんので、積極的に走りたくなります。
いきなり負荷を掛けずに、苦しくなる前にやめる。逆転の発想とでもいいましょうか。少しでもランにご興味ある方の参考になれば幸いです。

現在の私のランニングスタイルですが、ウェアはパタゴニア、シューズはニューバランスというのが定番になりました。
情報収集で参考にしている、とあるランナーのブログでパタゴニアのウェアが紹介されておりまして、要するにアフィリエイトなのですが、まんまと購入してしまいました。少々お高いのですが、その分満足度も高いですかね。セールなどを狙って購入しております。
ニューバランスはもうずっと愛用しておりまして、大会とか行っても他の人とそんなに被らないところも気に入っております。大会へ行くと分かりますが、アシックスとナイキだらけです。
最近狙っているのが990。いまやタウンユースとしての方が有名ですが、元々はランニングシューズです。こんなの履いて走ったらかっこいいだろうなあと思いつつ、絶賛悩み中です。