気になる数字

皆さま、こんにちは。サイクロア代表Nでございます。
いつも弊社HPをご愛顧いただきありがとうございます。

弊社のHPのPVがここのところ急上昇しておりまして、先日ついに3,000PVに迫るところまでいきました。

一般的な企業のHPで月間3,000PV程度が目安といわれますので、弊社のような会社で1日に3,000PVはかなりのアクセス数ということになると思います。月間の集計がないので正確な数字はわからないのですが、このままいくと月間20,000PVを軽く超す勢いです。いつもご覧いただきありがとうございます。

PVとはページビューの略でして、HP内のページアクセスがどのくらいあったかを表します。ブログを2話ご覧いただくと2PVという感じです。実際にはトップページから入って、さらにブログ一覧から入ると思いますので、全部で4PVくらいにはなると思いますが。
HPをご覧いただいた人数とイコールではないのですが、Webサイトの人気のバロメーターとして広く使われております。

一体なぜ急にPVが増えたのか。思い当たるフシがまったくないので怖くなりますが、サイバー攻撃を受けたような形跡も無いので、純粋なアクセス増ということになります。
うららさんの1年振りのブログ投稿直後だったので、待ち望んだ皆さんが一斉にアクセスされたのでしょうか。気になります。
いずれにせよ、多くの方にご覧いただき感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

気になる数字といえば、先日の日経新聞。6月の『私の履歴書』は、がんの免疫治療に道を開きノーベル生理学・医学賞に輝いた本庶佑京大名誉教授だったのですが、ファーストリテイリング会長柳井氏との驚きのエピソードが載っておりました。

ファーストリテイリングから、幹部を集めた社内会議で柳井会長との対談依頼があったそうです。このお二人、面識はなかったようですが、山口県の宇部高校で同窓なんですよね。
対談依頼の際、冗談交じりに「お話はお受けするが高くつきますよ」と返事をしたそうですが、この「高くつく」が翌年に大きな寄付として返ってきます。その額、なんと100億円。会社ではなく柳井氏個人としての寄付だそうです。
さすが世界的な経営者はレベルが違いますね。税金の控除とかいろいろと内情があるのかもしれませんが、100億円ものお金をぽんと寄付できるのは普通ではありません。

こういう話を聞くと、柳井氏にとっての1億円は私のような一般庶民の感覚でいくらに相当するのだろうと、大変下世話な想像をしてしまいます。
1億円=1万円相当と考えても、寄付額は私たちの感覚で100万円に達します。私にはとてもその額の寄付はできませんが、皆さんはいかがでしょうか。

ちなみにこの柳井氏、母校早稲田大学の村上春樹ライブラリーの建築費用も全額寄付したといわれております。
私の勝手な勘違いだったのですが、『村上春樹ライブラリー』というくらいですから、村上春樹本人が造ったのだとばかり思ってました。お金を出したのは柳井氏だったんですね。
このライブラリー、一般の人も入れますし、なかに早大生が運営するおしゃれなカフェもあったりしますので、ご興味ある方は是非行ってみてください。

もうひとつ私が日々向き合っている数字があります。このブログでも度々ご紹介しているランの走行距離です。

月間の目標は100マイル(約160km)。暑くなるこの時期は一度に稼げる距離が少なくなってしまうため、なかなか厳しいのですが、6月はなんと月間130マイル(約208km)を記録しました。
本格的なレイニーシーズンを前に、月の前半に少しでも距離を稼ごうとがんばっていたことと、月間を通して思いのほか雨が少なく、そしてゴルフのお誘いも少なかったので、気付けば大幅な月間記録更新。
月間200kmといえばガチランナーの証。たとえ瞬間最大風速とはいえ、月間200kmを達成したとは感慨深いです。これが続けばいいのですが、もう無理ですかね。。

最後の数字は円の対ドルレート。ここへきて円安が止まらず、ついに1ドル=160円の水準にまで下落してしまいました。

かなりの円安に感じますが、実はこれ、バブルが始まった1986年頃の水準と同じなんですよね。当時と大きく違うのが、現在は円の下落基調局面ということ。バブル期はプラザ合意後の円高基調局面でした。このあと、日本経済が世界を席巻していくわけですが、いまではそんな状況があったこと自体、信じられませんね。

株価の方はバブル期の最高値を更新し、現在も高値で推移し続けております。株価はバブル期を超え、円の水準もバブル期と遜色なし。と考えると、今回の円安もそんなに悲観する必要はない気がしてきました。
投機的な動きには断固対処してもらうとして、あとは市場が決めることですので、悲観しても仕方ありませんしね。

新聞などでは「日本の国力低下」などと危機を煽る報道がさかんに繰り返されておりますが、マスコミとはそういう商売ですから過剰に反応する必要はありません。こういう危機扇動報道には踊らされず、冷静に行動したいものです。

『悲観は気分に属し、楽観は意思に属する』との有名な言葉があります。世の中の雰囲気に流されず、意思をもって楽観的に考えることも時に必要、でしょうかね。