皆さま、こんにちは。サイクロア代表Nでございます。
3月16日の日曜日にさいたまマラソンが開催されまして、今年も出走してまいりました。
この時期の気候を表す言葉に「三寒四温」というのがありますが、まさにこの言葉通り、前日までの穏やかな気候からは一転、厳しい気象条件での開催となりました。今回はその様子をお届けします。
事前の天気予報では、日曜日の降水確率は100%。なかなかお目に掛かれない降水確率です。暖かければまだよいのですが、気温も急降下の見込みで、予報サイトによっては雪予報のところもありました。私、雨はほんとうに嫌いでして、しかも気温急降下、体調崩して仕事に支障がでてはいけないと、自分と周囲に言い訳しつつ出走取り消そうと思っておりました。
ちなみに、出走取消(欠場)のことをマラソン用語で『DNS』といいます。IT業界でおなじみの略語で混乱するのですが、マラソン界では「Did Not Start」の略。出走取消を検討するなかで、ひとつ勉強になりました。
今シーズンの最初で最後のフルマラソン。ここで走らなかったらいままでの練習はなんだったのかと、その後も自問自答を繰り返しておりました。すでに払い込み済みの15,000円も無駄になります。どうせなら雪でも降って中止になればいいのにと、不謹慎な考えまで浮かんだりして、日々天気予報とにらめっこ。前日の土曜日ぎりぎりに出走を決断しました。
そして迎えた当日は予報通り冷たい雨の降りしきる一日となりました。

雨のマラソン大会に参加するのはもちろん初めて。きっとDNSの人多いんだろうなと軽く考えていたのですが、行ってびっくり、普通に多くの人が集まっております。ランナーに雨など関係ないようです。前日まで出走するかどうかで迷っていた自分が急に恥ずかしくなってきました。
昨年、導線がどーの、トイレがどーのと、さんざん悪口を書いた『さいたまスーパーアリーナ』でしたが、スタート直前まで雨にも濡れず、エアコンが効いた暖かい屋内で待機できるのはありがたく、今年は評価一変です。アリーナでよかった。
スタートブロックに整列したときは開始10分前くらいになっていたでしょうか。この時点では雨も小降りで、これならいけるかなと思っておりました。
開会セレモニーで、ゲストランナーの人が「この気象条件のなか、スタートラインに立った自分をほめてあげてください」というようなことを言っていましたが、まさにそんな気持ちでした。まだスタート前ですが「初めて自分で自分をほめたいと思います」。
そしてスタート。昨年はスタートラインを過ぎるまでに10分以上掛ったのですが、今年は少し前のブロックだったので、号砲からスタートラインを過ぎるまで5分くらいだったでしょうか。
ダイソーで買ったビニールポンチョをかぶっていたのですが、通気性が悪過ぎてかなりの蒸し暑さ。スタート直後に脱ぎ捨てる人も多いのですが、濡れるのも嫌だったのでせめて10kmまでは我慢しようとそのまま走り続けます。結果的にはこれが正解でした。
10kmを過ぎるころから風雨が強まりまして、強い北風とどしゃ降りでポンチョなしではきつかったです。結局ゴールまでポンチョを手放せませんでした。
道路もところどころに水溜まりができており、シューズもびしょ濡れ。最初は水溜まりをジャンプして避けたりしていたのですが、途中からどうでもよくなり、濡れるがままに任せて走り続けます。
それにしても、この気象条件のなかご対応いただいたボランティアスタッフの方には感謝です。給水や給食の対応にコース各所での救護待機など、ほんとうに大変だったと思います。簡単に出走取消などと考えていた自分がまたも恥ずかしく、あらためて走って良かったなあと思った次第です。
タイムの方は目標の「サブ3.5」が見えてきたのですが、30kmを過ぎたあたりから足が徐々に限界に近づいてきます。加えてガーミンの表示が途中からおかしくなり、kmあたりのラップタイムが確認できず苦労しました。たまにあるんですよね。
あと、寒さに備えて着込んでいたのが裏目にでまして、後半は水分を含んだウェアの重さと不快さにも悩まされました。寒くても我慢してもっと軽装にすべきでした。次回への反省にしたいと思います。
雨で顔も身体も足元も濡れてぐしょぐしょですし、さすがに心が折れます。35kmを過ぎてからは「もう歩こうかな」となんども思いました。ほんとうは3時間20分を切りたかったのですが、すでにこの時点で諦め、3時間30分切りだけを目標に走り続けます。
沿道から「サブ3.5いけるよー」の声援をいただき、あと3km、2km、1kmと心のなかでカウントダウンを重ね、なんとか前を向きます。
そして感動のゴール。時計は3時間29分の表示だったので、ギリ3時間30分を切りました。危なかったです。
ゴール後に、スポーツドリングとコッペパンが配られ、完走メダルをかけていただくのですが、今年はこれに加えてタオルのサービスがありました。マラソン中継のゴールシーンでおなじみの光景ですし、大きいタオルをかけていただいたときはいっぱしのランナーになったような、なんとも不思議な気分でした。ましてびしょ濡れの身体にはタオルはほんとうにありがたかったです。
最終的な記録の方はこちら。

かなり厳しいレースでしたが、なんとか「サブ3.5」を達成いたしました。
からの今週の一杯(番外編)。私の地元、志木にある『横浜ラーメン 武蔵家』。

最近のお気に入りで、ちょくちょくお邪魔しています。薬味のネギが無いのも個人的に助かっております。
マラソンで疲れた心と体に沁みました。